【前編】コーヒーの精製 ナチュラル/ウォッシュトって?

KUMAROMA

 

こんばんは。

焙煎処 KUMAROMA 店長のみつおかです。

 

今日はコーヒー豆の精製法についてご紹介します!

 

要はコーヒーの生豆を取り出すまでの工程なのですが、そのプロセス次第でコーヒーは面白いほど個性を変化させ新たな魅力を放ち出します。

 

2D1587C7-1FD6-4DC6-91A5-6885D3DB6D2B

 

ちょっとだけマニアックですが、これを知るだけでコーヒーが何倍も面白くなりますよ!

今日からマニアックになりましょう。

 

 

 

コーヒーの種子、つまりコーヒー豆は幾重もの層に覆われたかたちで果実の中心に収まっています。

 

いちばん外側をつやつやした果皮(外果皮)が覆い、その下に半透明の果肉(中果皮)の薄い層があります。

一般にこれらふたつをあわせた部分をパルプ(果肉)またはコーヒーパルプといいます。

 

B94B8329-A7B7-47EC-8DCD-CECC7B05B69E

 

その更に下にはミュシレージ(または粘着質)と呼ばれるヌルヌルした果肉層があり、

このミュシレージはその下の層であるパーチメントという薄い殻ににこびりついているいます。もし手でパルプをむしったとしても、パーチメントについたミュシレージを綺麗に除去することは困難です。

 

44EC4B96-C5AB-4D68-BAF2-DAD6146944BD

 

パーチメントの中は、内部をほとんど埋め尽くす大きさまで生豆が生長しており、摘みたてのころは周乳と呼ばれる液状の柔らかい組織がわずかな隙間を満たしています。

 

 

精製後のコーヒー豆では、乾ききった周乳が薄い皮膜になって生豆の表面を覆うとともに、生豆中央の溝(センターカット)の内部を埋めています。この皮膜をシルバースキンといい、焙煎後にはチャフと呼ばれます。

 

92971071-8B26-4C39-9003-A5AFE1A9DF72

 

チャフがたくさん集まるとふわふわでダイブしたくなりますが、軽く息を吹きかけただけでも大散乱するため毎日の掃除には高い集中力が求められます。。

 

DA7EF29A-59A3-4D30-9AA0-88C2923BDE87

 

 

収穫後間もないコーヒー豆は水分量が多いため生豆やパーチメントも柔らかくてなかなかうまく外れてくれませんが、ある程度乾かしてから機械的に力をかければパーチメントがぱちん!と割れて生豆が飛び出してきます。

 

 

この「ある程度乾かした状態」までどのように持っていくがが〝精製〟というわけです。

 

 

今回はすこし長くなりそうなのでここまでです!

 

次回は具体的な精製法をそれぞれご紹介致します!

 

お楽しみに!!

 

 

  • Pocket
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ごつごつしたコーヒー豆はやっぱり不味いのか?
『雨の日カフェが好き』な方々は今頃どうしてるかな🍀と❰おもひでぽろぽろ❱的な気持ちに浸る雨☔☕コーヒーエフェクト💅❤
【究極中の究極その1】大変なことになりました。豆がありません‼︎COP1位を放出致します!!
ついに回数券が登場!実はすっごくおトクなんです!!
✨💡酸味。鮮度。固定概念とサヨナラしましょう✨💡
この前仕入れたはずのゴウララとJOKERが!😱!
5月のハンドドリップ勉強会のお知らせです!みんなでまったり珈琲を淹れて「美味しさのコツ」を手に入れちゃいましょう!!
noimage

d

〜Your Name.〜お客様にもらったコーヒー豆の名前👶
新商品✨【ティラミスパフェ】飲み物とセットで超お得!!!お手頃価格なご褒美で、大大大満足!!〔坂戸クマロマ〕
【○○コーヒー】2週間で肌の透明感が増して色むらが目立たなくなる!!!!乾燥対策にも✨
豆を【1800円以上ご購入】で、『ヨガのチケット』がもらえます✨✨ヨガを始めましょう❤スタジオでお待ちしています🐤🍀
コーヒーはどこからやってくる?【エチオピア】
馥郁たる甘みの競演♪ 【ブラジル×グァテマラ】✨
コーヒーはどこからやってくる?【パナマ】

HOME

 TOP