スペシャルティコーヒー専門店 焙煎が見れるお店 KUMA ROMA -クマロマ- 店長のyujiです!
今回も前回に引き続きハンドドリップのお話です。
これからホットコーヒーのおいしい季節。
今回のテーマは「ハンドドリップでの味づくり」。
珈琲を淹れるときのお役に立てれば幸いです(^ ^)
・自分好みの味づくり「蒸らし」とは?
前回のハンドドリップのワークショップで何度がご質問いただいたのですが、「自分で珈琲を淹れると苦くて強い味になるのですが何故ですか?」というものでした。
もちろんその反対になる方もいらっしゃると思いますが、珈琲の味をつくりあげるポイントはいくつかあります。
前回のワークショップでは「蒸らし方」にポイントを絞ってみました。
蒸らしとはハンドドリップにおける「第一投」とも呼ばれますが、その名の通りコーヒーの粉に対して注ぐ一番最初のお湯のことであり、注湯後通常20~30秒ほど待ちます。
コーヒー粉の香味成分などを抽出しやすくする為の作法のようなものです。
みなさんも油汚れを落とすときにスチームやお湯をかけて落としやすくするなどの経験をお持ちかと思います。
珈琲の抽出もこれと同じようなものです。
ただ油汚れの掃除と異なるのは「落としすぎに用心」ということです(^ ^)
「過抽出」と呼ばれますが、抽出における①抽出時間②湯温③注ぐ強さなどにより雑味が出てきてしまうことがあります。
①抽出時間
一般的にはハンドドリップの場合3〜3分半を所要時間とご案内しているお店が多いようです。
浅煎りの豆を淹れるときは少し高めの湯温で気持ち早めにサッと落とすことが基本とされています。
②湯温
80℃前半〜90℃前半くらいが抽出の適温。
高ければしっかりとした味わいに、低ければまろやかな味わいになります。
③注ぐ強さ
一般的にはコーヒー粉が暴れないようにやさしく注ぐのが美味しい珈琲を淹れる基本とされます。
「コーヒー粉にお湯を置くイメージ」と表現されることも。
・ポイントはけっこうたくさんある。
いろいろ書きましたが、まろやかな味(口あたり)がお好きな方は、まず蒸らしの際にコーヒー粉の中心部にいつもより少量のお湯で蒸らしてみてください。(トータルの抽出時間は3~4分ほど)
先ほどの「香味成分などを落としやすくする作法」を控えめにするということですから、それだけで味わいがまるで違う(優しい味わいの)珈琲となります。
徐々に淹れるお湯の量を増やしていってくださいね。
ボディ感のしっかりした珈琲がお好きな方はお湯が粉全体に行き渡るように蒸らしてください。
避けてほしいことは、今回お伝えしたいくつかのポイントをいっぺんに取り入れることです。
出来上がった珈琲を飲んでも、次回のハンドドリップのときに自分好みに微調整することが出来なくなってしまうためです。
ぜひ気長にひとつずつ試してみてください^^
いかがでしたでしょうか?
今回お伝えしたことはハンドドリップの一般的なレシピのようなものなので、実際はみなさん様々な方法で抽出されています。
味わいももちろんですが、毎回珈琲の濃さが違うという方は使用する豆(粉)の量と抽出する珈琲の量をきっちり量ることが大切です。
ちなみにクマロマでは200mlの珈琲を淹れるのに15~16gの珈琲粉を使用します。
挽き目は中挽き~中粗挽きです。
ですがあまりハンドドリップが億劫にならない程度に、ご自分のスタイルで楽しむことはもっと大切です(^ ^)!
長くなってしまったので、続きは後編として次回投稿させていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ブログで感じた素朴なギモンなどはご来店の際にお気軽にお声がけください。
それでは、今回はこのあたりで失礼いたします!
WhiteCoffeeBeans
KUMAROMA
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店舗は、埼玉県坂戸市の丸広様付近にございます。
自家焙煎豆販売兼カフェとして、2018年3月にオープン致しました。
豆は、約30種類ほどの生豆を置いてあり、その場で焙煎し販売しております。
日本でもまだ珍しい熱風焙煎機NOVOmarkⅡで、ふっくらとした豆を焙煎し、珈琲本来の美味しさがクリーンに味わえます。
焙煎時間は、最短で約8分とお買い物ついでに立ち寄る事が出来ます。
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