スペシャルティコーヒー専門店 焙煎が見れるお店 KUMA ROMA -クマロマ- 店長のyujiです!
近頃は随分と過ごしやすい気候となりましたね。
私は先日、さっそく風邪をひいてしまいました。
1日の寒暖差が激しいので、気を抜くとすぐに風邪をひいてしまいますね。
気をつけなければっ…
これからの季節、「食欲の秋」ともいいますし、みなさま旬の食材楽しんでいらっしゃいますか?
今日のブログのお題は、
「情報による美味しさ」
についてです!
皆さまは情報によっておいしさがもたらされた経験がございますか?もしくは情報による美味しさを信じますか?
とはいっても普段意識して食事をとられている方も少ないでしょうし、あまりピンとこないかもしれません。
ですがこれらの事は日常においてよく目にしているものであったりします。
ひとつ例を挙げてみますと、居酒屋さんに足を運んだ際にはまずメニュー表に目を通しますよね?
その中から、
「大根サラダ」
と
「朝採れ大根のシャキシャキサラダ」
だと、後者を選びたくなりませんか?
近年では飲食店などに限らず擬音語や擬態語を取り入れるお店がとても多くなりました。
「朝採れ=新鮮=シャキシャキ」
となんとなく連想させられてしまいます。
また、例えばふんわりとした質感をイメージさせたい場合は、あえて平仮名で表記したりします。
「チーズスフレ」と「ちーずすふれ」
変換だけで受け取る印象がガラリと変わってしまいますね!
こういった情報の多彩さはもちろん消費者の購買意欲を高める狙いがありますが、消費する側にももちろんメリットがある場合が多々あります。
それは「消費」もしくは「購入」することはトータルで楽しむものだからです。
食に関して言えば「味覚」以外のさまざまな感覚器官をもって味わっています。
逆を言えば味覚はそれらの内の1つにすぎず、消費者側の状態や状況によっては「味が感じられなかった」もしくは「どんな味だったか覚えていない」といった結果になることもあります。
もし味覚との相乗効果を高める状況や状態が揃っていれば、もちろんそれは最高の食体験となり得ます。
珈琲の世界でいえば、アウトドアで淹れた珈琲が極上の一杯となるというのはよく耳にする話です。
一度味わった人はそれを知っているから、きっと下準備や器具の運搬、帰ってからの後始末を惜まないのでしょう。
人によっては出発前の準備も含めて楽しんでいる方もいらっしゃるかもしれません。
熟練の珈琲焙煎士が「人生でいちばん美味しかった珈琲は?」との問いに、
「キャンプに行くときに道中で買った、コンビニの粉珈琲」
と答えた話を人から聞いたことがあります。
焼きたての上質なコーヒー豆であればより素晴らしいものになったかもしれませんが、そこまで言われるとなんだか飲んでみたくなりますよね!?
キャンプ場で珈琲淹れてくれる友人はいないかな〜と、ずぼらなもので考えてしまいます…笑
アウトドアで珈琲を淹れる際の定番といえばフレンチプレスやパーコレーターでしょうか。
とっても美味しい珈琲を楽しめつつも、淹れる手間などある程度容易に済ませることができます。
フレンチプレスの微分が少し苦手、という方はペーパーフィルターの「ウェーブフィルター」を1枚噛ませて淹れてみるのもおすすめ。
微粉がしっかり濾過され、珈琲オイルもほどほどに透過してくれるのでとっても美味しい珈琲が楽しめますよ!
コーヒーオイルは疎水性なので、抽出中はペーパーを珈琲に触れさせない方がオイルをより透過させてくれます。
抽出後はペーパーが液漏れをある程度防いでくれるので、袋に包んで帰ってから洗うことも出来ます。
ウェーブフィルターはお店でもお取り扱いしておりますので、ご自宅のみで珈琲を楽しまれる方もぜひ一度試されてみてはいかがでしょうか?
少し話が脱線してしまったので、続きは次回お話しいたします。
本日も見てくださって、ありがとうございます!
また、みなさまのご来店心よりお待ちしております。
焙煎処 KUMAROMA
埼玉県坂戸市薬師町22ー6
第1石田ビル1F
11:00〜18:00
火曜日 定休