焙煎処クマロマ店長のyujiです!
今日は前回のケニアに続き、近年飛躍的に成長を遂げているルワンダのコーヒー豆についてお話しします。
【ルワンダ】
ルワンダ共和国は中央アフリカに位置する共和制国家です。
王国時代、そしてドイツとベルギーの植民地を経て独立した現在に至るまで、ツチ族とフツ族という2つの民族間の関係性が問題となっていました。
1994年には当時の人口の10〜15%の人々が犠牲となる大虐殺が起こるなど大規模な紛争が繰り返され、現在ではかなり落ち着いてきたものの、国境付近での衝突は継続的に起こっているようです。
しかしながら、紛争状態が激化した際に海外に避難していた人々が技術や資金を得て帰って来たことで、急激な成長と近代化が進んでおり、経済的には活気のある国となっています。
ルワンダではコーヒが輸出売り上げ1位の重要な農作物です。
ドイツ植民地時代の1904年に各農家に対して70本のコーヒーノキの栽培を義務付けたことに始まり、紛争時においても壊滅を逃れ伝統的なアラビカ種ブルボンの栽培が続けられています。
海抜地点は最低でも900mを超え、「千の丘の国」と呼ばれるほど大小の緩やかな急流が連なる国土は、アラビカ種の栽培に非常に適しています。
また、雨季と乾季がはっきりしており、なおかつ温暖な気候は良質なコーヒー豆を育むのに最適な環境といえます。
現在も小規模な農家で栽培が行われており、政府の2010年計画によりウォッシングステーション(水洗処理工場)が増加し、精製方法はウォッシュトが主流です。
香りと酸のバランスがよく、スペシャルティコーヒーの輩出に向けて有機栽培システムの確立や生産処理場の改良などにも積極的に取り組んでいます。
クマロマでは極上のルワンダのコーヒー豆を準備しております。
フローラルでいて、ピーチやグレープシードをふわりと感じさせる高貴なコーヒーです。
こちらは希少ロットの最後をおさえた限定商品ですので、ぜひ一度味わってみてください!
焙煎処 KUMAROMA
埼玉県坂戸市薬師町22ー6
第1石田ビル1F
10:00〜19:00
火曜日、第2・4水曜日 定休